まるで気分は海の中!有機ELブラビアを、じっくり鑑賞してみた。
こんにちは。
私はサウンドサカタにいつもお邪魔している、ソニー大好きマイク齋藤でございます。
今回は、サウンドサカタさん太鼓判のブラビア、ソニー有機ELテレビKJ-65A1をじっくりと鑑賞させていただきました(さすがに大きすぎて、我が家には持って入れず…)ので、その感想を書いてみたいと思います。
液晶テレビとの違いは、黒とコントラスト
2007年、昔ソニーが有機ELテレビXEL-1を販売した時、たまらず電気屋さんに駆け込んで、「黒」が「真っ黒」なこと、「色」が「色鮮やか」なことにビックリした記憶があります。
店長いわく、今でも愛用されている人がいるとのこと。
それっきり、有機ELテレビは姿を消してしまいましたが、遂に4Kそれも65インチ/50インチで再登場(当時の有機ELテレビは11インチでした)。当時を振り返ると、とんでもなく成長して帰ってきたな…としみじみしてしまいます。
サウンドサカタでは、自分の好きな映像やおススメの映像をじっくり見せていただけるので、お見せいただいた映像別に、感動したポイントをご紹介してみたいと思います。
月から見た地球の映像
お店で他の液晶テレビと比較して、やはり驚くのは「黒」。中でも夜景の映像です。これは有機ELテレビをチェックする際一番よく指摘される点ですが、有機ELテレビと液晶を比較した際の構造上、一番違いが出るのが黒の描写です。技術的な説明はメーカーのWebサイトやお店の方のご説明にお任せいたしますが、有機ELテレビは黒を描く際、画面を発行させる必要がないため、「真っ黒」な黒を表現できます。
噂には聞いていましたが、これは実際見てみると「すげー!」と声が出てしまう程で、月から地球を見る映像を見ると、吸い込まれてしまいそうな感覚になります。
暗いシーンの多いアクション映画や、夜景のシーンを観たときには、より一層違いを実感できるのではないかな、と思います。
水中映像を代表とした水の表現
色々な映像を見せていただく中で驚くのが、水の描写がすごく綺麗なこと。私は沖縄でシュノーケリングやダイビングをするのが大好きなのですが、水中から空を見上げた映像や、海の中の映像、そして湖を眺める映像を見ると、水の透明感がとてもリアルに描写されています。
有機ELテレビは液晶テレビと比べ色域再現性が広く、より多くの色を表現できるため、これほど綺麗な映像を楽しめるわけですね。ドキュメンタリー映画がお好きな方や旅行好きで旅行番組がお好きな方は、是非チェックしたいポイントです。
小田和正!
なんと店頭で見せていただけるサンプル動画に、小田和正のピアノ弾き語りの映像があります。文章で書くと何を言っているかわからないと思うのですが、このテレビは画面上の小田和正の口のある場所から、実際に声が聞こえ、ピアノのある場所からピアノの音が聞こえるのです。
画面を振動させて音を再生しているとのことで、実際に画面を触ってみると、実際に小田和正の口のあたりが振動し、音が出ていることが分かります。
まるでライブで自分だけに歌ってくれているような映像も相まって、自分だけに歌ってくれているかのような感覚になり、ライブ好きで好きなアーティストのブルーレイやYouTubeをよく観る私としては、これで自分のお気に入りのライブ映像を観れたらなあ…と、思わずため息が出てしまいました。
映像コンテンツは何を観るか。設置にはお店で相談
iPad並みに薄い、このテレビ。
じっくり1時間近くコーヒーを飲みながら堪能しまくってきたのですが、重要なのは4Kで何を観るか。実は現在放送されている地上波テレビは4Kに対応しておらず、せっかく素晴らしい映像を店頭で楽しめても、地上波テレビではその魅力を楽しめません(むしろ4Kコンテンツを観た後に地上波テレビを見ると、地上波テレビの画質の悪さにビックリします)。
4Kコンテンツを観るには、スカパー!等の衛星放送やNetflix等のインターネットサービスが必要なので、このテレビを最大限楽しむためにも、自分自身は何を使ったらよいか、またテレビ自体もスリムとはいえ大型なので、じっくりと相談することが重要です。
また、サウンドサカタでは一眼レフカメラのαを持っているお客さん同士が、お店のブラビアを使って、ワイワイ自分たちが撮った写真や一緒に撮影会に出かけたときの写真を見せ合う、サウンドサカタカメラクラブが開催されているので(もちろん私も会員です)、是非今度、このテレビを使って品評会を開催していただきたいな、と思います。