ソニーとエディヴァンヘイレンと私の甘酸っぱい記憶

朝から信じられないニュースがラジコから流れてきた。

「スーパーロックバンド「ヴァンヘイレン」のギターリスト”エドワードヴァンヘイレン”が亡くなりました。65歳でした。」

エディの名称で、テクニック、センスとも抜群のギターリストで当時の天才ギターヒーローでした。
昭和40年代男の皆様でしたら忘れもしない偉人ですね。ソニーとヴァンヘイレンと私の甘酸っぱい記憶をだらだらと日記としてシタタメさせて頂きます。

中学生で1984に出会う

私がヴァンヘイレンに出会ったのはアルバム「1984」が出た頃でした。いわゆるヴァンヘイレンが変わった、らしくないなどとコアなファンの方からは軟弱路線に変わったなどと批評されているころでした。

ソニーカセットBHFが大活躍!

このアルバムをレコードで聴いた時は(確かこの時代はまだまだレコードだったと記憶しています。)ぶっ飛びました。ソニーのカセットテープ、BHFにソニーのレコードプレーヤーとカセットデッキで録音してカセットウォークマンで聴きまくりました。

学校で授業中にも聴きまくり、バレてえらい怒られた記憶もあります。今のようにノイキャン機能があればよかったのですが当時はシャンシャン外に音漏れしてましたよね。

JUMPとクレイマーとストライプと

中でも大ヒット曲「JUMP!」のPV(昔はプロモーションビデオなんて言ってたかな。)はカッコよかった。デイブリーロスとのカラミやニコニコ笑顔のエディの立ち振る舞い、衣装などすべてカッコイイ。

YAMAHAのSGにケイラーのアームを改造してつけてコピーしまくったあの日

当時、私はエディのクレイマーとは似ても似つかないヤマハのSGというモデルをつかってました。カラーもサンバーストでした。アームのついていないギターではエディ様は弾けないと、新聞配達で貯めたお金を握りしめギター工房に飛びこみ、ケイラー社製のアームを組み込んでもらいました。

当時のギターキッズは、ライブでモテようと、ヤングギターでタブ譜みながらみんなコピーしまくってましたよね。ラジカセ(ラジオカセット)の巻き戻しと再生を繰り返してキュルキュルやってました。テープだと使い過ぎると半音近く音程が変わっちゃったりするんですよね。今ならブラビアでYOUTUBE見れば弾き方のチャンネルがたくさんあってすぐに弾くことができそうですね。

当時はより音も真似ようとアンプはなんだとか、チューニングは半音下げてなんて情報とりながらシコシコ練習に明け暮れました。中でもライトハンド奏法(タップ奏法)を教わったのもエディからでした。

そこから堀りあさり、ファーストアルバム「炎の導火線」「伝説の爆撃機」「ダイバーダウン」「戒厳令」と渡り歩き、サミーヘイガー加入後「5150」まではついていけましたっけ。以降は勉強不足でよくわかりません・・・。

ライブはサミーヘイガー加入時にツアーを一度見にいったっけ。懐かしいな。GO AHEAD JUMP!でみんなでジャンプ!エディと逢えたのはあとにも先にもこの一回だけでした。

初対面のマイケルジャクソンに「きみの高い音で早いフレーズかっこいいね。」なんて言わしめたエディからみたマイケルジャクソンの無邪気さが伝わる人間像がすごい。

そういえば、マイケルジャクソンのアルバム「スリラー」の「BEAT IT」でギター弾いたのもあまりにも有名ですね。当時ギター雑誌にエディの記事が載っていて、確か初めてあった時にマイケルがエディにかけた言葉が「よく分からないんだけど君の速くて高い音のフレーズ、あれかっこいいね。」無邪気なやつだと思った。これ読んでマイケルいいやつだと思いました。マイケルもいろいろゴシップありましたけど、このエディの記事を思い出すとマイケルの人間像がマイルドになっていたようです。

シンプルでビートの効いたリフはみんなコピーしてましたね。ギターソロは難しくてごまかしてましたが・・・。その後のパロディ版のアルヤンコビックさんの「EAT IT」のPVも結構かっこよかったですね。ギターはリックデリンジャーがモッキンバードで弾きまくって最後は爆発しちゃうみたいな感じだったかな。

ハイレゾ音源でヴァンヘイレンを聴いて男泣きしたい。

今夜はビートイット!ハイレゾでヴァンヘイレン聴きたい。現実を受け止めながらエディヴァンヘイレンに「ありがとう!」と言いたいと思います。娘達にも聴かせよう。ソニーのNW-WM1Aで。

 

 

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